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灘区在住日記

街をぶらぶらしながら神戸(特に灘区)の歴史を勉強中。

神戸っ子にお勧めするエッセイ集「ここに神戸がある」(司馬遼太郎)

司馬遼太郎さんの小説を読むことに憧れますが、私には難し過ぎですぐ挫折してしまいます。今まで何冊も買ったのに、最後まで読んだのはほんの数冊です…。

 

 

しかし、先日買ったこの本。

 

 

 

 

神戸のところだけ読みました。これが面白くて「エッセイなら読めるかも…」と自信(?)が出て来ました。

 

 

さて、さて、もっと面白かったのは図書館で見つけたこの本。

 

 

 

 

月刊神戸っ子」に連載されたエッセイが1冊になった司馬遼太郎さんの追想集です。

 

 

司馬さんが神戸を巡り、神戸についてエッセイを書かれてますが、褒められてるのか?貶されてるのか?

 

 

「神戸をまるで知らない」と言いながら、その観察眼と豊富な知識で毎回面白い。

 

 

私は偽神戸っ子(よそ者?)ですが、生粋の神戸っ子が読んでも面白く勉強になるし、エッセイなのですぐ読み終わります。

 

 

お勧めの1冊です。

 

 

灘区に水車!?「水車新田」と幻の「灘目素麺」

灘区で「灘区文化部」という部活動をやってます(部員は一人ですが…)。今回は灘区にあった水車の歴史を調べてみました。

 

 

江戸時代、六甲山麓には急な川の流れを利用した水車業が盛んで、都賀川上流にある水車新田にもたくさんの水車があったと「灘の歴史」に書かれています。

 

 

この頃、灘区では菜の花の栽培が盛んで、水車を利用して菜種油が作られていたそうです。灘区の歴史の花を「菜の花」にした理由のひとつですね。

 

 

 

 

とっても気になったのでA氏と一緒に水車新田に行ってみました。水車新田は六甲ケーブル下駅から六甲交差点に向かう道を少し南に下った所にあります。

 

 

私たちは阪急六甲からバスで六甲ケーブル下駅へ。所要時間は10分程度です。私は阪急六甲駅から歩きたかったけど、A氏がすぐ「膝が痛い!」とか言いだすのでバスにしました…。

 

 

そして、到着後、張り切って歩き出しましたが、いきなり迷子。大月大橋の方に行ってしまいました。ただ、ここからの眺めは最高です。迷子になった甲斐があった???

 

 

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また、六甲ケーブル駅下に戻り、いざ水車新田へ。住宅地ですね…。その辺りから見た川はこんな感じ。

 

 

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あれっ???イメージと違う…。でも、近くには他に川はないし…。ここか???

 

 

そして、水車新田を南に下っていくと、大土神社があります。水車を利用して作られた油は、船で江戸や大阪に輸送されていたので、大土神社は村内と油の海上輸送の安全を願い1748年に創建されたそうです。

 

 

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(あらっ、神社が木に隠れてました…。)

 

 

さらに南に下っていくと、すぐ住宅街に出ます。水車が現存していないことは知っていましたが、予想以上に何も発見できませんでした。(何を期待していた…私?)

 

 

さて、水車では菜種油を絞っていましたが、その後、精米や製粉が行われていました。

 

 

その製粉された小麦粉で作られていのが「灘目素麺」。特産品だったそうです。しかし、水車業の衰退、労働者不足などで消滅し、今や幻の素麺です。

 

 

灘目素麺は幻となってしまいましたが、神戸市北区にある「つくしや」さんでは「神戸素麺 灘乃糸」が販売されています。

 

 

 

 

消滅した幻の産業を思い起こさせてくれる素敵な試みですね…。

 

 

ちなみに、灘区内に水車は残っていませんが、お隣の東灘区では水車のレプリカが見られます。「山田太郎・次郎水車」と名前が付いてす。

 

 

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大きい方は止まってましたが、実際に見ることができてうれしかったです。

 

 

今回はこれで終了。また機会があったら、懲りずに水車の痕跡を探してみたいなと思います。

 

 

終わり。

 

 

「ほとんど知らない」ってどのくらい?「神戸・横浜散歩、芸備の道」(司馬遼太郎)

灘区にある古書店口笛文庫」で見つけた司馬さんの「神戸・横浜散歩、芸備の道」。司馬さんの本は難しいのであまり手にすることはありませんが、神戸のところだけ読むつもりで購入。

 

 

 

 

冒頭に「私は、神戸についてほとんど知らない」と書かれていて、「司馬さんでも知らないことってあるんだ…」と真に受けてしまいました。

 

 

が、しかし、「ほとんど知らない」のレベルが違い過ぎる。(えっ、今更???当たり前!という声が聞こえそう…。)

 

 

この本は、楽しむというより、勉強させて頂きましたという感じです。私は特に最後の「青丘文庫」が気になります。朝鮮史専門図書館だそうです。

 

 

以前は私設図書館でしたが、今は神戸市へ寄贈され中央図書館の青丘文庫として再オープンされているようです。一度見学に行きたいです。

 

 

青丘文庫のホームページ

 

 

ちまちまと電車や待ち合わせの時間に読んでましたが、水道筋商店街の「Cafeあんご」で一気に読み終わりました。あの森の中のコテージような空間が読書には最適です。ありがとうございました。

 

 

六甲道にある古書店「口笛文庫」と「神戸・横浜散歩、芸備の道」(司馬遼太郎)

灘区にある古書店「口笛文庫」。本がたくさん並べられて(積み重なって?)いて、その中からお気に入りの本を探すのが私の流行りです。

 

 

以前、ここで「今度でいいか」と思った本が、次行った時なかった…という苦い経験があります。

 

 

他のお客さんに先に買われたのか、大量の本の中に紛れているのか分かりません。が、私は後者じゃないかと思って今でも探しています…。

 

 

それ以来、気に入った本は極力購入することにしています(お値段次第ですが…)。

 

 

先日、司馬遼太郎さんの本を見つけて購入。

 

 

 

 

司馬さんの本を読むことにすごく憧れていますが、難しいのであまり読んでません。

 

 

でも、今回は神戸のところだけ読もうと思ってるので大丈夫でしょう。きっと。

 

 

ところで、この古書店は所狭しと本が並べられている(&重ねられている)ので、人の後ろを通る時は皆さん声をかけてから通って行きます。

 

 

この本を購入した時、店主の方が本の整理をしいて、私の後ろを「すみません」と言って通って行きました。その数分後、小さな看板娘さんが同じ口調で「すみません」と言いながら通り過ぎて行きました。

 

 

店主さんと口調が似てて本当に可愛かったです。子供って親のことを良く見てるんだな…って思いました。

 

 

ミュージアムショップが面白過ぎる!!「横尾忠則現代美術館」

最近、同居人A氏が灘区文化部活動に興味を示し(?)、一緒に灘区をブラブラするようになりました。その同居人A氏を「神戸文学館」に案内するために王子公園へ。

 

 

で、その前に、以前から気になっていた「横尾忠則現代美術館」も覗いてきました。

 

 

横尾忠則現代美術館

 

 

本当は美術館にも入りたかったけど、予定になかった(お金がなかった?)のでミュージアムショップだけ覗いてきました。ここに立ち寄るだけなら無料なので…。

 

 

このミュージアムショップ、本当に面白い!楽しい!

 

 

アートに興味のある同居人A氏は画集などを見ていましたが、アートが分からない私は(ちょっとアダルトな)グッズを見て回りました。

 

 

そんなに大きなショップではないけど、美術館にあるショップとしてはかなり(面白さの)レベルが高いと感じるのは私だけでしょうか???

 

 

王子公園や神戸文学館に行く機会があったら、是非こちらにもお立ち寄り下さい(って、観光課の職員になった気持ちでお勧めします)。

 

 

ようこそ「本の街」灘区へ!?本屋、古書店、図書館巡り

オシャレにもグルメにも興味がなく、友人からは「休日、何やってるの???」と不思議がられます。

 

一応、読書が趣味だと思いますが、一番好きなのは本屋巡り。本屋、古書店、図書館を巡り、公園で本を読みながらコーヒーを飲む…。こんなことを繰り返してます。

 

私のような本好きにとって、灘区は最高です。特に、私が住むJR六甲道駅から阪急六甲駅周辺は穴場密集地区(?)です。

 

六甲周辺では本屋が3軒。古書店が4軒。図書館が2ヶ所。王子公園まで足をのばせば神戸文学館と古書店が1軒あります。

 

 

 

 緑:図書館 

  ※神戸大学の図書館を利用するためには手続きが必要です

   学外の方へのサービス - 神戸大学附属図書館

青:神戸文学館

赤:書店

黄:古書店

  ※神戸学生青年センターの古書店は古本市期間中だけかも???

 

これだけ遊ぶ場所があれば、本好きの方は1日灘区で遊べます。お勧めです!

 

私の予想を裏切った!?「甲南漬資料館」

無職の私は、同居人A氏から「お金を使わず遊びなさい」と言われています。言われなくても分かってますけどね…。(なぜにいちいち言うかな???)

 

 

そこで、無料で遊べるところを探して一人遊びしています。先日は同居人A氏も一緒に行くというので、我が家から徒歩圏内の「甲南漬資料館」に行ってきました。

 

 

失礼ながら、こんな会社があることも、資料館のことも何も知りませんでした…。そして、重ね重ね失礼なのは、「暇つぶしになれば良い」くらいに思って行ったこと。

 

 

高嶋酒類食品株式会社

 

 

こうべ甲南武庫の郷 (甲南漬本店、資料館、お食事処など)

 

 

期待していなかったせいもあるけど、予想を裏切る面白さでした(私にとって)。

 

 

まずは旧社長宅だった資料館。ちなみに、1930年昭和5年建築(旧・高嶋平介邸)のこの建物は国登録有形文化財だそうです。

 

 

資料館はこぢんまりしていて、展示物も多くはありません。しかし、やはり社長宅だった建物がすごい。開放されているのは1階のみですが、お風呂やトイレまで自由に見ることができます。ちょっとしたお宅訪問のような感じです。

 

 

パートナーは展示物の方が気になったらしく、昔の道具を見てはいちいち感動していました。興味を持つところは人それぞれですね。

 

 

お宅訪問の後、庭を見学し、本店でお買い物…。

 

 

が、しかし、我が家では漬物を食べません。

 

 

「せっかく来たし何か欲し物はないの?」

 

 

というパートナー。お金を使うなと言ってたのに…。でも、楽しませて頂いたし、試食も食べたし…と探していたら、さわらの粕漬けを発見。そちらを購入しました。

 

 

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本当はキスの骨せんべいも買いたかったけど、予算不足で断念です。

 

 

さて、この資料館の話を神戸っ子の知人にしたら、

 

 

「甲南漬の社長と高嶋忠雄は親族だよ!」

 

 

っと。そんなことはどこにも書いてなかったので、ちょっと興奮しました。芸能情報に疎い私でも高嶋忠雄さんくらい知ってますしね。

 

 

でも、ネットで調べたら、まことしやかに言われていますが、全く関係ないそうです。ただ、高嶋忠雄さんはこの会社のCMに出ていたそうで、それで勘違いされることも多いとか。創業者と同じ名字だったら、普通そう思うかも???

 

 

楽しい時間を過ごさせて頂き、さらに都市伝説のようなネタまでゲットできました。ありがとうございました。