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灘区在住日記

街をぶらぶらしながら神戸(特に灘区)の歴史を勉強中。

幻の巨大商社「鈴木商店」と「お家さん」「鼠」

大正から昭和にかけて神戸に存在した(一時は三井、三菱を抜いて日本一となった)総合商社「鈴木商店」。昭和2年の金融恐慌で破綻。

 

 

そんな鈴木商店のトップに君臨した鈴木よねさんがモデルの「お家さん」。2014年に天海祐希さん主演でドラマが放映されました。

 

 

 

 

そして、米の高騰による米騒動で焼き討ちにあった鈴木商店、その真相に迫る小説「鼠」。

 

 

 

 

神戸にあった会社なので、昔の三宮・元町周辺の様子や時代が良く分かります。

 

 

「お家さん」と違って「鼠」はルポ?ノンフィクション?(こういうジャンルをなんというか分かりません…すみません)なので、細かい数字などがたくさん出てきて、私にはとっと難しかったです。詳しく知りたいという方には良いと思います。

 

 

 

 

また、鈴木商店は大きな会社だったので、神戸のあちらこちらにゆかりの地がありますが、私が住む灘区にもゆかりの地があります。

 

 

まずは篠原北町3丁目にある「祥龍寺」。

 

 

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住宅街の中にあって、とても静かなところです。

 

 

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境内にある庭もとても素敵です。いつも思いますが、ここにいると心が「シーン」となるんですよ。心が洗われるって感じでしょうか…。

 

 

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この門の奥に「鈴木商店」と関連のある場所が…。

 

 

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それがこちら。鈴木よねさんの銅像。お寺の再建によねさんが寄付したことが縁で銅像が建てられたそうです。

 

 

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金子直吉さん(直どん)、柳田富士松さん(富士どん)の頌徳碑。

 

 

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(直どんの頌徳碑が葉っぱで隠れてるし…)

 

 

高畑誠一さんのお墓もありましたが、これは本当に個人のお墓だったので、写真は控えました。

 

 

 そして、もう一つ。

 

 

JR六甲道駅から徒歩8分、河原通1丁目にあるこの会社。

 

 

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鈴木商店を源流にする会社はたくさんありますが、唯一「鈴木」という名前と「かね辰(たつ)」の屋号と引き継いだ「鈴木薄荷」。

 

 

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 近くに行くと薄荷の良い香りがします。ちなみに、こちらの建物は昭和初期に建築され国登録有形文化財になっています。

 

 

この「鈴木薄荷」さん、もうすぐポートアイランドに移転されるようです。この場所で「かね辰」のマークが見られなくなるのは寂しい気がしますが、これが時代の流れですね…。

 

 

我が街にある鈴木商店ゆかりの地を歩くのも楽しいですよ。是非、是非。

 

 

終わり。

 

 

ゴールデンウイークに地元観光「灘ブラ3時間コース」

先日、灘区をブラブラした時の写真です。阪急六甲駅から王子公園を通って灘税務署までで約3時間ほどでしした。

 

 

先ずは祥龍寺を目指して歩いていたら、途中でだんじり地車に遭遇。

 

 

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見ているだけでも楽しい。

 

 

テクテク北の方に上がっていくと、祥龍寺があります。以前行ったときは迷子になりましたが、今回は3度目なので余裕です。

 

 

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ここを訪ねた理由は、

 

 

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鈴木商店の皆様に会うため。

 

 

このお寺、境内は本当に落ち着くというか、安らぐ空間。とても素敵なお寺です。

 

 

お寺の前の坂道を下っていくと、護国神社に着きます。

 

 

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鳥居を通らず脇から入ってしまいました…。

 

 

一度も行ったことがありませんが、桜のスポットですよね。

 

 

その前の道を西に行くと、五毛神社に到着。少し奥まったところにありますが、この日はお祭りをしていたので、一発で見つけることができました。

 

 

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五毛神社をまっすぐ南に下ると水道筋商店街です。それを西に行くと王子公園です。

 

 

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ゴールデンウイークなので賑わってました。

 

 

そのお隣には、神戸文学館。

 

 

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その前には原田の森ギャラリーと横尾忠則現代美術館。

 

 

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Uターンして山手幹線を東にあるいていくと、荻原珈琲の本社ビル。

 

 

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いつも気になる地下道。

 

 

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更に歩いて途中で南に下ると、灘税務署。毎年お世話になってます。

 

 

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ここは建物ではなく、この場所に興味があってきました。

 

 

最後は、都賀川から見た六甲山。この場所から見る六甲山が私のお気に入りです。

 

 

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気になっている場所を3時間ほどでぐるっと回ってきました。

 

 

さすがに少し疲れましたが、同じ区内なのですぐに家に帰って休むことができるのが地元観光の良いところです。

 

 

ゴールデンウイークは特に予定もないので、またブラブラしたいと思います。

 

 

終わり。

 

 

敏馬神社とKR&ACのボートハウス

「灘の歴史」に出てくる「KR&AC」。

 

 

 

 

神戸レガッタ・アンド・アスレチッククラブの略ですが、スポーツクラブ?社交場?のような感じでしょうか???

 

 

【KR&AC】1870年9月、英国の実業家アレキサンダー・キャメロン・シムが設立し、日本の近代スポーツの振興に貢献した。仕事で神戸に滞在した欧米の若者を中心に集い、貿易商や各国の領事、大手企業の支店長らもメンバーに名を連ねた。グラウンドや体育館、ボートハウスなどを構え、ラグビーやサッカー、ボート、陸上競技などが行われた。現在の所在地は神戸市中央区八幡通2。

 

 

今は磯上公園にありますが、昔は東遊園地辺りに建物があったそうです。

 

 

昨年、A氏と神戸観光(?)をしていて気になったこの建物。

 

 

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近づいてみたらKR&ACと関係のある建物でした。

 

 

昔のKR&ACの建物の特徴を外観にいかしているそうです。

 

 

 

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ところで、先日行った「敏馬神社」。

 

 

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ここから海の方を見ると、こんな感じです。

 

 

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ビルと道路しか見えませんが、昔、この辺りは海だったとか…。

 

 

そして、この近くにKR&ACのボートハウスがあったそうです。

 

 

境内にあるパネルにそのことが書かれていますが。「ナフコ」辺りにあったらしいです。

 

 

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見ずらい写真ですが、神社の前の道からナフコの方を見るとこんな感じです。

 

 

この辺りにあったバス停は「ボートハウス前」だったと書かれていたと思いますが、ここはうろ覚え…。また、神社に行って調べてきます!

 

 

こんなに詳細に教えてくれる敏馬神社の関係者の方(!?)に本当に感謝です。

 

 

ちなみに、アレキサンダー・キャメロン・シムさんは日本で初めてラムネの製造販売をされた方だそうです。

 

 

先日、酒心館で買った「神戸メリケンサイダー」。

 

 

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「 なんで神戸のお土産にサイダーなんだ?」と思ってました。

 

 

神戸で初めてラムネが製造販売されたことが理由かな???ラムネとサイダーって中身は一緒らしいので。

 

 

いやいや、考え過ぎか???

 

 

「神戸メリケンサイダー」の製造元に聞いてみたい気もするけど、まっ、いいか。

 

 

終わり。

 

王子公園の「ハンター邸」と「夜明けのハンター 文明開化物語」

去年の話ですが、王子公園にある「ハンター邸」が4・5・10月は館内を公開していると知って神戸文化部のBちゃんと見学に行きました。

 

 

(詳しくはこちら↓)

 

 

旧ハンター住宅|神戸市立王子動物園

 

 

 久しぶりに観覧車に乗り、上からハンター邸を写してみました。観覧車に乗ったのは何年ぶりだろう…。

 

 

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そして、園内にあるハンター邸へ。

 

 

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重要文化財なんですね…。

 

 

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中に入るとガイドの方がいて、いろいろ教えて頂きました。

 

 

その時、こちらの本の話になりましたが、何の話をしたか覚えてない…。

 

 

 

 

1年経つけど、まだ読んでない…。今年こそ…。

 

 

そして、中を見学。

 

 

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中もとっても素敵でした。

 

 

建築に興味がある方がみたら、もっと感じることがあると思いますね。

 

 

そして、先日、本屋をブラブラしていて見つけたこちらの本。

 

 

 

 

ハンターさんは神戸でとても有名ですが、何をされた方か聞かれたら、

 

 

「…いろいろ」

 

 

としか答えられない…。

 

 

せっかく「ハンター邸」が灘区にあるので、ハンターさんについても知りたいなと思ってます。

 

 

終わり。

 

 

まさに灯台下暗し!「春日神社」と「照光寺」

先日行った「神戸市埋蔵文化財センター」で神戸文化財マップを買いました。その中に見慣れた写真を発見。

 

 

通勤の時に通る道沿いにある「春日神社」。

 

 

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神戸文化財マップに紹介されていたのは、こちらの「神前の大クス」。

 

 

大きな木があることは知っていましたが、これが県指定の天然記念物であることや市民の木であることを知りませんでした…。

 

 

推定樹齢は約500年だそうです…。すごい…。

 

 

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そして、水道筋商店街の近くにある「照光寺」。

 

 

斜め前にある灘温泉が気になって、いつもそちらを向いていた気がします。商店街に行くときに毎回通る道なのに…。

 

 

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こちらにあるのは「鬼塚古墳」。

 

 

「盛り土は取り除かれて、古墳を彷彿させるのもは、石組みのみとなっています。」と書かれていますが、それでも遺跡があることが素晴らしい!

 

 

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いつも思いますが、古墳って人様のお墓ですよね…。「何枚も写真撮ってすみません…」って気持ちになりますね。

 

 

調べ始めると、身近に歴史的な場所がたくさんあることに気が付きます。今後も楽しみながら発掘(?)していきたいと思います。

 

 

終わり。

 

 

灘区内の遺跡で出土したものを見に行こう!「神戸市埋蔵文化財センター」

「灘の歴史」原始・古代を読むと、「○○遺跡で○○が発見された」と記載されていますが、その場所に行ったり、発掘されたものをほとんど見ることができないのが残念。

 

 

 

 

 この本には灘区内の主な考古学遺跡や遺跡地図が載っているので、漠然と『この辺りで発見されたんだな…」と分かることは分かりますけどね…実物が見たい。

 

 

そこで、神戸市内の遺跡で出土したものが見学できる「神戸市埋蔵文化財センター」に行ってみました!

 

 

JR六甲道駅から約一時間弱。神戸市営地下鉄西神中央駅に到着。ここから徒歩で数分のところにある西神中央公園の中に神戸市埋蔵文化財センターがありました。

 

 

こちらが西神中央公園。

 

 

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公園内には埴輪などのレプリカがたくさんあって、気分が高まります。

 

 

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我が灘区で出土した「桜ヶ丘銅鐸」のレプリカもありました。

 

 

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何だか誇らしい…。

 

 

そして、こちらが神戸市埋蔵文化財センター。

 

 

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特別展など以外では無料です。

 

 

中にはたくさんの出土品が展示してあって、本を読んだだけではイメージできなかったものを見学することができました。

 

 

これで無料とは…。神戸市やるな…。

 

 

見学を終えて、外に出たらこんなものを見つけました。

 

 

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岡本梅林古墳群で出土した石棺。

 

 

古墳が発見・調査される前は個人宅の手水鉢として使われていたとか…。急に「これは石棺です」と言われてビックリしたでしょうね…。

 

 

今度はもっとゆっくり行きたいと思います。晴れた日に西神中央公園でお弁当とか良いな…。

 

 

終わり。

 

 

海を想像しながら心安らぐ「敏馬神社」で古代妄想

西求女塚古墳(求女西公園)を見学した後、2号線沿いを西に歩いて「敏馬(みぬめ)神社」へ。

 

 

「灘の歴史」にもちょくちょく出てくるこの「敏馬神社」。

 

 

 

 

とても立派な神社でした。

 

 

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大変、由緒ある神社のようです。

 

 

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境内をブラブラさせて頂きましたが、お掃除されていた方や事務所から出てきたご婦人など、何だかとても感じが良い。居心地の良い場所でした。

 

 

そして、とても勉強になる!

 

 

境内の中にあるパネルや宮司さんが作った冊子など、歴史初心者(?)の私でも「ほー」っと思うほど、面白く作られています。

 

 

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展示されているパネルを一つ一つみると、この辺りの歴史がとてもよく分かります。

 

 

昔、こちらの神社のすぐ前には海があったそうです。

 

 

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海岸の埋め立てで、今は道路とビルしか見えませんけど…。

 

 

境内の高いところからそちらを見ていると、昔はここから船の往来がみえたのか…と感動。「古代」妄想(!?)してしまいました。

 

 

また、万葉集にも敏馬の歌がいくつか見られるそうです。

 

 

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万葉集は今の私にはハードルが高過ぎますが、いつか読んでみたいと思います。

 

 

とても面白くて勉強になったので、ちょくちょく敏馬神社にお邪魔したいと思います。よろしくお願いします。

 

 

終わり。