灘区在住日記

街をぶらぶらしながら神戸(特に灘区)の歴史を勉強中。

灘区の気になる場所を巡る「灘ブラ3時間コース」

今日は14時ごろから灘区の気になる場所を巡ろうと思っていましたが、急にA氏も同行すると言い出し、結局16時にJR六甲道駅を出発しました。 まずは灘区にある水車をもとめて新在家南町へ。 以前、江戸時代には水車新田にたくさんの水車があったと知って行って…

律令国家の動揺

「灘の歴史」を読んで街歩きをしています。 第一章原始・古代の「律令国家の動揺」。 平安時代の「伊勢物語」八十七段は、この時代の灘地方を描いている。「むかし、おとこ、津の国、菟原の小売り、蘆屋の里にしるよしして、いきて住みけり」で始まる。 この…

六甲山と山岳信仰

「灘の歴史」を読んで街歩きをしています。 第一章原始・古代の「六甲山と山岳信仰」。 「万葉集」などによると、難波津に出た大和の人々は大阪湾の対岸に見える山や川を日本語の「向こう(対岸)」を意味する「ムコ」と呼と呼んだ。のちに「六甲(ムコ)」の字…

長田区を愛する人々に贈る「まぼろしのお好み焼きソース」

関西に来て「粉もん」を食べる機会が増えましたが、ソースにこだわったことはなかったし、考えたこともありませんでした。 明治時代、安井敬七郎さんが兵庫区に作った「安井舎密工業所(のちの阪神ソース)」が日本でのソースの始まりだそうです。 私の「粉も…

古代の瀬戸内海航路

「灘の歴史」を読んで街歩きをしています。 第一章原始・古代の「古代の瀬戸内海航路」。 大和政権は中国や朝鮮半島と盛んに王流・交易をおこなっており、瀬戸内海航路は人や物資を運ぶ主要なルートであったと書かれています。 神話的な物語によると、難波津…

班田収授法と条里制

「灘の歴史」を読んで街歩きをしています。 第一章原始・古代の「班田収授法と条里制」。 律令国家は、公地公民の原則により班田収授を実施した。これは、身分や性別の応じて政府から口分田が支給される制度であ、農民は土地が与えれる一方で、租・庸・調な…

律令国家の地方制度

「灘の歴史」を読んで街歩きをしています。 第一章原始・古代の「律令国家の地方制度」。 六世紀末に中国が統一を果たすと、それに刺激を受けて日本国内でも中央政権的な国家をつくろうという機運が高まった。645年、中大兄皇子や中臣鎌足は公的な法による律…

国土の統一へ

「灘の歴史」を読んで街歩きをしています。 第一章原始・古代の「国土の統一へ」。 大和や河内の首長がつくりあげた王権、各地方の首長がこの支配権に組み込まれると、その首長には姓(かばね・せい)と呼ばれる称号が与えられました。そして、このような氏姓…

古墳時代後期

「灘の歴史」を読んで街歩きをしています。 第一章原始・古代の「古墳時代後期」。 古墳時代後期になると、大型墓に代わって小型の群集墓、単独墓が増加。六甲山南麓の丘陵地にも多数の後期古墳がありましたが、市街化により多くが消滅したと書かれています…

古墳時代前・中期

「灘の歴史」を読んで街歩きをしています。 第一章原始・古代の「古墳時代前・中期」。 穀物の栽培、集落の発達によって共同作業が行われるようになると、貧富の差が生じて社会階層ができた。そして、埋葬にも変化が起き、三世紀半から七世紀にかけて墳墓が…

戦争という激動の時代の神戸を伝える「少年H」

少年H と家族、そして街の人々。妹尾河童さんの自伝的小説ですが、洋服屋のお父さん、クリスチャンのお母さんというのが神戸っぽく、出てくる方々も一風変わっていて面白い。 ただ、徐々に戦争色が濃くなっていくと、街の雰囲気も人々もそれに巻き込まれ、少…

六甲山系が育んだ単独登山家「加藤文太郎」と「孤高の人」

1年以上前に買ったこの小説。登山に興味があるわけでもないし、なかなかの長編。いつか…と思っていましたが、ようやく読書スイッチが入り読んでみました。 正直、この小説を読んでも登山のことはあまり良く分かりませんでした。単独で登ったり、冬山を登った…

兵庫県内最大の古前方後円墳「五色塚古墳」と「明石海峡大橋」

灘区にも古墳があることを知り、少しだけ古代に興味を持ち始めた私と、古墳大好き女子、神戸文化部のBちゃんで五色塚古墳を見に行きました。 その前に、三宮で腹ごしらえ。以前から一度は行ってみたかったこちらのお店。 台湾料理の「丸玉食堂」さんです。 …

神戸港から海を渡った「ブラジル移民」と「蒼氓」

神戸港からブラジル移民となって海を渡った人々を書いた小説「蒼氓」。 本屋で探しても見つからず、「ネットで買うか…」と思っていたら、口笛文庫という近所の古書店で発見。 ものすごく年季が入ってます…。 時代を感じるお値段です。 こちらの小説は作者自…

神戸の地銀はどこ?「須磨離宮公園」と「華麗なる一族」

以前、「資産運用」に関する無料セミナーに行った時、「地銀は地方経済ために重要な役割を担ってますから、都銀だけでなく地銀にも口座を作ることを勧めしますね」と教えて頂きました。 さっそく神戸の地銀を検索してみましたが…よく分からず断念。地銀を活…

縄文時代・農耕集落の始まり・金属器の使用

「灘の歴史」を読んで街歩きをしています。 まずは第一章原始・古代の「縄文時代・農耕集落の始まり・金属器の使用」。 灘区にも縄文時代、弥生時代の遺跡はありますが、遺跡があった場所に行ってもその場所や出土したものを直接見ることはできません。しか…

「灘のだんじり祭り」と「原田の森ギャラリー」

毎年何気なく見ていた「灘のだんじり祭り」。今年は最初から最後まで気合を入れて見ようと意気込んでいました。 王子公園からスタートするので、11時半のスタートに向けて家を出たら…、 時間を間違った…。 私が行ったときには、すでに水道筋商店街まで来てま…

神戸と紅茶とミステリー「セイロン亭の謎」

以前から(生粋の?)神戸っ子は紅茶派が多いと思っていましたが、こちらの小説は北野にある英国風の洋館、紅茶輸入業を営む高見沢一族の邸宅で起こった殺人事件。 異人館、紅茶、ミステリー…、いかにも神戸っぽい。 本格派ミステリーが好きな方には物足りなさ…

王子公園と「夜明けのハンター 文明開化物語」

ハンター坂に旧ハンター邸。ハンターさんという名前は知っていますが、何をされた方かと聞かれると「???」です。 本屋さんでたまたま見つけたこの本。 「エドワード・ハズレット・ハンター」さんの生涯、そして文明開化の時代を書いた小説です。 ハンター…

東灘区にある「はにわの公園」と「御影郡家」

東灘区に「はにわの広場」があると知って、電車に乗って住吉駅まで行ってきました。 出発が遅くなったので中止しようかと思いましたが、思い切っていって良かった! 丁度、だんじりを見ることができました。 鳥居ギリギリに通っていく地車。すごく豪華でした…

幻の巨大商社「鈴木商店」と「お家さん」「鼠」

大正から昭和にかけて神戸に存在した(一時は三井、三菱を抜いて日本一となった)総合商社「鈴木商店」。昭和2年の金融恐慌で破綻。 そんな鈴木商店のトップに君臨した鈴木よねさんがモデルの「お家さん」。2014年に天海祐希さん主演でドラマが放映されまし…

ゴールデンウイークに地元観光「灘ブラ3時間コース」

先日、灘区をブラブラした時の写真です。阪急六甲駅から王子公園を通って灘税務署までで約3時間ほどでしした。 先ずは祥龍寺を目指して歩いていたら、途中でだんじりの地車に遭遇。 見ているだけでも楽しい。 テクテク北の方に上がっていくと、祥龍寺があり…

敏馬神社とKR&ACのボートハウス

「灘の歴史」に出てくる「KR&AC」。 神戸レガッタ・アンド・アスレチッククラブの略ですが、スポーツクラブ?社交場?のような感じでしょうか??? 【KR&AC】1870年9月、英国の実業家アレキサンダー・キャメロン・シムが設立し、日本の近代スポ…

王子公園の「ハンター邸」と「夜明けのハンター 文明開化物語」

去年の話ですが、王子公園にある「ハンター邸」が4・5・10月は館内を公開していると知って神戸文化部のBちゃんと見学に行きました。 (詳しくはこちら↓) 旧ハンター住宅|神戸市立王子動物園 久しぶりに観覧車に乗り、上からハンター邸を写してみました。観覧…

まさに灯台下暗し!「春日神社」と「照光寺」

先日行った「神戸市埋蔵文化財センター」で神戸文化財マップを買いました。その中に見慣れた写真を発見。 通勤の時に通る道沿いにある「春日神社」。 神戸文化財マップに紹介されていたのは、こちらの「神前の大クス」。 大きな木があることは知っていました…

灘区内の遺跡で出土したものを見に行こう!「神戸市埋蔵文化財センター」

「灘の歴史」原始・古代を読むと、「○○遺跡で○○が発見された」と記載されていますが、その場所に行ったり、発掘されたものをほとんど見ることができないのが残念。 この本には灘区内の主な考古学遺跡や遺跡地図が載っているので、漠然と『この辺りで発見され…

海を想像しながら心安らぐ「敏馬神社」で古代妄想

西求女塚古墳(求女西公園)を見学した後、2号線沿いを西に歩いて「敏馬(みぬめ)神社」へ。 「灘の歴史」にもちょくちょく出てくるこの「敏馬神社」。 とても立派な神社でした。 大変、由緒ある神社のようです。 境内をブラブラさせて頂きましたが、お掃除され…

都通にある「西求女塚古墳」で古代人の食卓を発見!?

先日、御影公会堂に行った帰りに「乙女塚古墳」を見てきました。 その時、古墳好きのBちゃんが「古墳とか見てると、人って今も昔も変わらいなって思って面白い」と語ってました。 江戸後期以前の歴史に全く興味がなかった私にとって、「そんな見方があるのか…

岡本南公園の満開の桜の下で読みたい「櫻守」

桜の季節になると神戸新聞には小説「櫻守」が紹介されます。去年もそうだし、今年の新聞にも載っていたので、たぶん毎年紹介されていると思います。 桜の研究・保護に一生を捧げた笹部慎太郎氏がモデルになっていますが、小説の主人公は植木職人の弥吉です。…

今年こそ茶摘み体験!神戸唯一の観光茶園「静香園」

「灘の歴史」には、明治18年(1885年)の地図を見ると、原田村から上筒井村にかけて茶畑が広がっていると書かれています。 茶は神戸開港のころから栽培が始まり、主に輸出品として盛んに作られましたが、静岡茶の勢いに押されて灘の茶は衰退してしまったそうで…