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灘区在住日記

街をぶらぶらしながら神戸(特に灘区)の歴史を勉強中。

神戸が舞台の本を読む

戦前から戦後の神戸がわかる「少年H」

少年H と家族、そして街の人々。妹尾河童さんの自伝的小説ですが、洋服屋のお父さん、クリスチャンのお母さんというのが神戸っぽく、出てくる方々も一風変わっていて面白い。 ただ、徐々に戦争色が濃くなっていくと、街の雰囲気も人々もそれに巻き込まれ、少…

六甲山系が育んだ単独登山家「加藤文太郎」と「孤高の人」

1年以上前に買ったこの小説。登山に興味があるわけでもないし、なかなかの長編。いつか…と思っていましたが、ようやく読書スイッチが入り読んでみました。 正直、この小説を読んでも登山のことはあまり良く分かりませんでした。単独で登ったり、冬山を登った…

神戸港から海を渡った「ブラジル移民」と「蒼氓」

神戸港からブラジル移民となって海を渡った人々を書いた小説「蒼氓」。 本屋で探しても見つからず、「ネットで買うか…」と思っていたら、口笛文庫という近所の古書店で発見。 ものすごく年季が入ってます…。 時代を感じるお値段です。 こちらの小説は作者自…

神戸の地銀はどこ?「須磨離宮公園」と「華麗なる一族」

以前、「資産運用」に関する無料セミナーに行った時、「地銀は地方経済ために重要な役割を担ってますから、都銀だけでなく地銀にも口座を作ることを勧めしますね」と教えて頂きました。 さっそく神戸の地銀を検索してみましたが…よく分からず断念。地銀を活…

神戸と紅茶とミステリー「セイロン亭の謎」

以前から(生粋の?)神戸っ子は紅茶派が多いと思っていましたが、こちらの小説は北野にある英国風の洋館、紅茶輸入業を営む高見沢一族の邸宅で起こった殺人事件。 異人館、紅茶、ミステリー…、いかにも神戸っぽい。 本格派ミステリーが好きな方には物足りなさ…

王子公園と「夜明けのハンター 文明開化物語」

ハンター坂に旧ハンター邸。ハンターさんという名前は知っていますが、何をされた方かと聞かれると「???」です。 本屋さんでたまたま見つけたこの本。 「エドワード・ハズレット・ハンター」さんの生涯、そして文明開化の時代を書いた小説です。 ハンター…

幻の巨大商社「鈴木商店」と「お家さん」「鼠」

大正から昭和にかけて神戸に存在した(一時は三井、三菱を抜いて日本一となった)総合商社「鈴木商店」。昭和2年の金融恐慌で破綻。 そんな鈴木商店のトップに君臨した鈴木よねさんがモデルの「お家さん」。2014年に天海祐希さん主演でドラマが放映されまし…

岡本南公園の満開の桜の下で読みたい「櫻守」

桜の季節になると神戸新聞には小説「櫻守」が紹介されます。去年もそうだし、今年の新聞にも載っていたので、たぶん毎年紹介されていると思います。 桜の研究・保護に一生を捧げた笹部慎太郎氏がモデルになっていますが、小説の主人公は植木職人の弥吉です。…

神戸っ子にお勧めするエッセイ集「ここに神戸がある」(司馬遼太郎)

司馬遼太郎さんの小説を読むことに憧れますが、私には難し過ぎですぐ挫折してしまいます。今まで何冊も買ったのに、最後まで読んだのはほんの数冊です…。 しかし、先日買ったこの本。 神戸のところだけ読みました。これが面白くて「エッセイなら読めるかも……

「ほとんど知らない」ってどのくらい?「神戸・横浜散歩、芸備の道」(司馬遼太郎)

灘区にある古書店「口笛文庫」で見つけた司馬さんの「神戸・横浜散歩、芸備の道」。司馬さんの本は難しいのであまり手にすることはありませんが、神戸のところだけ読むつもりで購入。 冒頭に「私は、神戸についてほとんど知らない」と書かれていて、「司馬さ…

六甲道にある古書店「口笛文庫」と「神戸・横浜散歩、芸備の道」(司馬遼太郎)

灘区にある古書店「口笛文庫」。本がたくさん並べられて(積み重なって?)いて、その中からお気に入りの本を探すのが私の流行りです。 以前、ここで「今度でいいか」と思った本が、次行った時なかった…という苦い経験があります。 他のお客さんに先に買われた…

王子公園にある古書店「ワールドエンズ・ガーデン」と「細雪」(谷崎潤一郎)

王子公園は好きな街ですが、本屋がないのが残念だと思ってました。しかし、ある雑誌で王子公園にある古書店が紹介されていました。 阪急王子公園を線路(南側)に沿って少し西に行くとある、古書店「ワールドエンズ・ガーデン」です。 ビル1階にあるオシャレな…

「ブックオフ三宮センター街店」と「清泉堂書店」

「蒼氓」を古書店で買って以来、以前にも増して古書店が通いを楽しんでいる今日この頃です。本と出合った時の感動は、本屋さんより古書店の方がある気がします。「よっしゃ!」と興奮してしまいます…。 主に神戸が舞台の小説を探していますが、先日購入した…

「遙かな海路 巨大商社・鈴木商店が残したもの」神戸新聞で連載開始

4月から神戸新聞が鈴木商店について連載すると知り、鈴木商店関連小説の「お家さん」、「鼠」を読みました。 今日が連載の初日。普段は新聞を読まないけど、この連載のために朝早くコンビニで新聞を買ってきました。 60社を超える関連企業を育てた鈴木商店。…

NHK朝ドラ「べっぴんさん」と「上品な上質」(ファミリア)

平成28年度後期連続テレビ小説は「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんの人生をモデルにした「べっぴんさん」。 平成28年度後期 連続テレビ小説「べっぴんさん」制作のお知らせ | 連続テレビ小説 | ドラマトピックスブログ:NHKブログ そこで、早速、…