灘区在住日記

街をぶらぶらしながら神戸(特に灘区)の歴史を勉強中。

もうすぐ見納め…JR六甲道駅近くにある「鈴木薄荷」

JR六甲道駅の近くに「鈴木薄荷」という会社があります。近くまでいくと薄荷の良い香りがします。

 

 

 

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こちらの建物は昭和初期に建築され国登録有形文化財だそうです。神戸新聞には、

 

 

現本社と工場が入る建物は鉄筋コンクリート地上3階、地下1階建て、延べ床約千平方メートル。当初は牛乳工場として建てられ、同社は47年に入居した。モダニズム建築の面影を今に伝える外観で、内部の天井などにアールデコ風の意匠が取り入れられており、2014年に有形文化財に登録された。

 

 

と書かれています。

 

 

この「鈴木薄荷」さん、もうすぐポートアイランドに移転されるようです。悲しい…。

 

 

なぜこんなにこだわるかというと、「鈴木」という名前と、「薄荷」という商品、そして「神戸」という土地。

 

 

そう、あの「鈴木商店」を源流にする会社のひとつです。鈴木商店は明治から昭和にかけて神戸に存在した世界的な総合商社で、一時は三井物産三菱商事を上回るほどでした。しかし、1972年、昭和の金融恐慌で破綻してしまいました。

 

 

その破綻後設立されたこの会社は、唯一「鈴木」という名前と「かね辰(たつ)」の屋号と引き継いでます。

 

 

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そんな歴史のある会社が灘区から出ていくなんて…。って会社がなくなるわけではありませんけど、なんとなく寂しい…。

 

 

今後、この建物が保存・活用されたら良いなと思います。鈴木商店資料館とかできませんかね…。

 

 

でも、でも、灘区から移転されても「鈴木薄荷」さんを応援してますよ。

 

 

ちなみに、鈴木商店に興味があるかたは、こちらの本がお勧めです。

 

 

 

 

 

もっと知りたい方はこちら。

 

 

 

 

読書は苦手という方、「お家さん」は天海祐希さん主演でドラマ化されています。

 

 

 

 

終わり。