灘区在住日記

街をぶらぶらしながら神戸(特に灘区)の歴史を勉強中。

長田区を愛する人々に贈る「まぼろしのお好み焼きソース」

関西に来て「粉もん」を食べる機会が増えましたが、ソースにこだわったことはなかったし、考えたこともありませんでした。

 

 

明治時代、安井敬七郎さんが兵庫区に作った「安井舎密工業所(のちの阪神ソース)」が日本でのソースの始まりだそうです。

 

 

 

 

私の「粉もん」のイメージは大阪でしたが、大阪に負けない、いや、大阪より多くのソースメーカーが神戸にあるのも驚きです。

 

 

その中でも長田区は「焼きそばをそば焼きと呼び、お好み焼きにそばを載せればモダン焼き、ご飯と切れ切れにしたそば麺を混ぜればそば飯、すべてが長田発祥である」らしいです。もちろん、ソースへのこだわりも半端ではないでしょう。

 

 

この小説はそんな「ソース」のお話です。

 

 

 

 

ただ、そこは食べの物だけのとどまらず、阪神・淡路大震災からの街の復興、地元の繁栄のため(やくざではなく)任侠と街の人々が協力して、倒産の危機にあるソース工場を再生させるために奮闘する物語でもあります。

 

 

(やくざではなく任侠というところがミソです。)

 

 

 私は数えるほどしか長田区に行ってことがありませんが、この小説を読んでグッと長田区に興味が湧きました。

 

 

今度必ずお好み焼きを食べに行きます!

 

 

この小説を読めば、長田区の人々の地元愛が一層強くなると思います。粉ものを愛する人々だけでなく、特に長田区の皆様にお勧めの小説です。

 

 

 

 

ところで、私が住む灘区にもソースメーカーがあります。

 

 

阪急王子公園駅の近く、高架下にあるのが「プリンセスソース(平山食品)」。神戸でも一番小さい規模で頑張っているソース工場だそうです。

 

 

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私がいつもお世話になっているお店(灘区)のマスターも、こちらのプリンセスソースとニッポンソースを混ぜているとか…。

 

 

地産地消…いいね。

 

 

このマスターが作るお好み焼き、焼きそばの味が、私にとっての「ソース味」だと思います。まっ、週に何度も通ってるんでね…(もっと頑張って自炊しろよって感じですけど)。

 

 

この小説を読むまで「ソース」には何のこだわりもなかったけど、地元灘区のソース工場で作られたソースを使ったお好み焼き・焼きそばをいつも食べていたなんて…感動(って何が???)です。

 

 

終わり。