灘区在住日記

神戸市灘区在住、趣味の読書と日々の出来事。

小説が伝える「神戸」と「戦争」

戦争を直接体験したことがない私にとっても、戦争は二度と起こしてはいけない、忘れてはいけない歴史だと思います。

 

 

戦争を伝える小説、特に私が暮らしている神戸での戦争を伝える小説を読むことは、より強くその悲惨さを感じ、記憶することができるのではないかと思っています。

 

 

去年の春、神戸文化部のBちゃんと行った御影公会堂。耐震工事のためリニューアルされましたが、昔と同じ外観になっています。

 

 

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こちらの建物は「火垂るの墓」に登場します。

 

 

 

 

 

皆が大変な状況を強いられている中、幼い兄妹を助けてくれる人は誰もなく、妹も、そして兄も死んでしまいます。短い文章の中に、戦争の悲惨さが強く描かれた小説です。

 

 

「少年H」は妹尾河童さんの自伝的小説ですが、少年Hを通して神戸の人、街が徐々に戦争に巻き込まれていく様子がよくわかります。

 

 

 

 

 

灰谷健次郎さんの「太陽の子」では、戦いが終われば全てが終わるわけではないことを強く感じました。戦争で受けた癒えることのない心の傷を沖縄から神戸に移り住んだ人々を通して描かれています。

 

 

 

 

 

最後に、是非読んでみたい小説が陳舜臣さんの自伝的小説「青雲の軸」。当時も神戸にはたくさんの外国籍の方がいたと思いますが、台湾華僑として著者がこの時期どう生きたのか、どう感じたのかを知りたいと思ってます。

 

 

 

 

 

戦争を知らない世代だからこそ、未来のために戦争を伝える小説をこれからも読んでいきたいと思っています。